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リン酸鉄型リチウムイオンバッテリー12Vパックのインバータに最適
パワーデバイスの老舗メーカーとして名高い未来舎製の正弦波インバータです
リン酸鉄型リチウムイオン電池の電圧特性に合わせ放電電圧12.0Vで放電を終了するので、リチウムイオン電池の特長である長寿命を最大限に生かすことができます
バッテリープロテクタは必要ありません
(出荷時に放電終止電圧は12.0Vにプリセットされています)
連続出力 700W
出力尖頭値 1230W
システム電圧 DC12V (24Vも選択可能です)
直流入力電圧 DC10.5~16.5V
出力電圧 AC100V (110/115/120V切替可)
出力安定度 ±5%
出力周波数 50/60Hz (ディップスイッチ切替)
出力波形 完全正弦波
入力減電圧遮断 12.0V
入力減電圧復帰 13.0V
入力減電圧警報 12.0V
入力過電圧遮断 16.0V
入力過電圧復帰 14.5V
変換効率 88%
待機電流 1.5A
動作温度 -20~40℃ (40℃以上低減特性)
保存温度 -30~+70℃
冷却方式 吸気式強制冷却ファン(負荷および温度制御)
寸法(WxHxD) 200 x 83 x 330 mm
重量 2.7kg
リン酸鉄型12Vリチウムイオン電池は12.0Vでの放電終了をお勧めいたします
12V鉛バッテリー用の一般のインバータはカットオフが10.5V付近でかかるようになっていますが、弊社では12.0Vでの放電中止をお勧めしております。
リン酸鉄型のリチウムイオン電池は1セルあたりの定格電圧が3.2Vであり、これを4セル直列して12.8V仕様のバッテリーパックが作られています。一方、メーカーが定める1セルあたりの放電の下限電圧は2.8Vであり、これが4セル直列された12.8V仕様のバッテリーパックでは放電の下限電圧が2.8 x 4 = 11.2Vとなり、鉛バッテリー用のインバータが10.5Vでカットオフしたときにはメーカーの定めた放電下限電圧を下回っており、わずかですがセルの劣化が始まっています。直列された4つのセルには実際には電圧のバラつきがありますので、最も電圧低下の進んだセルはさらに電圧が落ちており、劣化がさらに進んでいます。このような使用を繰り返すとセル間の電圧のバラつきがどんどん大きくなり、劣化が進んだセルが使えなくなってバッテリーパック全体をだめにしてしまい、せっかくの長寿命が自慢のリチウムイオン電池の特長を台無しにしてしまいます。このため、4つのセル間の電圧のバラつきも考慮して、12.0Vでの放電終了をお勧めしています。リチウムイオン電池は放電末期は急激に電圧が下がる特性があるため、無理に11.2Vぎりぎりまで使用しても12.0Vで使用を終了した場合とくらべて実際に使える電力量はほとんど差がないのです。